信じられないことに、取り出されたブドウは半年前に収穫されたものです。アフガニスタンの素晴らしい技術。伝統的な土で作った器は、果物や野菜を収穫したての状態のまま長期保存できます。https://t.co/KXiS09mYmL
— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (mokosamurai777) 2023年09月02日
追記です。本文中に「ブドウと野菜」と書いてしまいましたが、ブドウの保存方法です。失礼しました。ちなみに地元ではカンギナと呼ばれています。
— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (mokosamurai777) 2023年09月02日
リプ欄を追い切れていないのですが、いくつか目立つご質問?がありましたので、それを踏まえて補足です。カンギナは発祥時期が不明というくらい昔からある伝統的な保存技術です。…
— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (mokosamurai777) 2023年09月03日
せっかくなので地理的な感じでもう少し補足すると、人間の歴史の一面は、技術を発展させることでアネクメーネ(非居住地域)をエクメーネ(可居住地域)に転換してきたと見ることもできます。その辺りを自然・人文の両面から追いかけるのが地理学の一つのコンセプトです(続)。
— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (mokosamurai777) 2023年09月03日
古代から保存技術を用いてアネクメーネに近い地域でも人口を増やし、集落を築いてきたのはその例。現代なら温度や湿度、気圧を機械でコントロールし、条件付きながら場所の制約を取り払うことも可能になっています。月や火星への移住の夢も、アネクメーネ克服の取り組みと言えるかもしれません。
— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (mokosamurai777) 2023年09月03日
ちなみに、この辺りの話はラッツェルの「環境可能論」にも通じる部分があります。彼は、人間活動が環境に制約されるとしつつも、人間の生み出す社会的な要因が環境に働きかけ、その可能性を引き出すのだ、と唱えています。
— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (mokosamurai777) 2023年09月03日
@mokosamurai777 器を焼くときに、高熱によって細菌が死滅するのかな?高温だけど高圧になっているので水分はあまり蒸発しない。その後は無菌状態になるので日持ちがするという理屈ででしょうか?いわば、瓶詰め、缶詰めと同じようなもの。
— 星うさぎ工房 (Hoshiusagi_kobo) 2023年09月02日
@Hoshiusagi_kobo 器は焼成はしておらず、単に乾かしただけだそうです。冷暗所に空気を遮断して保存しているイメージですね。
— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (mokosamurai777) 2023年09月02日
@mokosamurai777 この葡萄の状態がどうなってるのか気になりますねみずみずしいのか、干し葡萄みたいなのか、甘いのか、渋いのか…そして、どうやって食べるのかしら??
— しろいくま (ourspolaire0) 2023年09月02日
@ourspolaire0 基本、収穫時の鮮度を保てている、つまり生食できるレベルのみずみずしさを保っているようです。驚きの技術ですよね。
— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (mokosamurai777) 2023年09月02日
@mokosamurai777 これが使えるのは、皮とワックス層が厚い果物だけだと思っていましたが、野菜も長期保存できるのでしょうか?🤔
— TYK (TYK92069037) 2023年09月02日
@TYK92069037 あ、野菜と書いてしまいましたが、ブドウの保存ですね。追記しておきます。ありがとうございます。
— 瀧波 一誠 | 地歴・教養と珈琲 (mokosamurai777) 2023年09月02日